- 海水や難分解性の窒素化合物を含む試料でもJIS法と同等の測定結果が取得できます。
- 測定値は自動ゼロ点補正したピーク値の面積積分方式により算出しており、高精度で誤差の少ない測定が可能です。
- 追加オプションで最大3系列仕様まで製作致します。この仕様により、処理工程と放流口等、濃度差(異なるレンジ)、のある組合が可能です。また、高濃度系列から低濃度系列測定において問題となる前回測定の影響(試料履歴)が流路自動洗浄機能により回避ができます。
- ろ過フィルタを内蔵した試料水槽から負圧吸引により試料のサンプリングを行います。 また、試料及びエアーによる逆流洗浄を測定毎に行うこ とにより配管内部に試料液を残しませんので、 SS等の汚濁成分を含む試料によるトラブル(流路閉塞等) とメンテナンスが低減され、長期的な 性能維持を可能にしています。
全窒素自動測定装置 TN-310
本装置は、JISKO102に採用されている「接触熱分解・化学発光法」に準じた全窒素の測定が可能です。吸光光度法等を用いた測定に比べ、大幅に測定時間を短縮できる事から各種排水の窒素処理制御をはじめ放流水監視まで幅広く使用が可能です。また、海水を含む試料を測定する場合、紫外線吸光法で測定すると臭化物のプラス干渉を受けますが、本装置は検出方式の違いから干渉を受けないため指定計測法(総和法)との高い一致性が得られます。
製品分類 | 使用用途 | メーカー |
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排水管理 | (株)アナテック・ヤナコ |