- 炭化水素成分(C10~C40の範囲の全量)をppm(mg/kg)レベルでの分析が可能
- 試料導入時の容器開閉操作以外の自動化による簡易操作
- 分析にかかる全行程(分析開始から次分析可能まで)およそ1時間
- 1分析当たりの試料消費量は10~20g
- パソコンタイプのデータ処理にて分析結果から即時残渣分濃度の算出可能
- 日本LPガス協会規格の『※ガスクロマトグラフ法(気化濃縮法)』に則った測定方式
- 年内(2021年)に規格化予定
LPガス中残渣成分測定システム JLP-104
液化石油ガス(LP ガス)では、潤滑油成分の混入が原因となるトラブルが報告されております(→特に LPG 車における燃料系の不具合)。これを防ぐためには混入した成分の測定による品質管理が重要となりますが、従来の「蒸発残渣試験法(JLPGA-S-03)」では、
・大量の試料が必要(1回に1kg以上)
・測定時間が長い(5~6時間)
・周囲に蒸発した試料による火災の危険性
上記等の懸念がございます。そのような声にお応えし、LPガス中残渣成分測定システム(JLP-104)の販売を開始しました。炭化水素成分(C10~C40)の分析に適したガスクロマトグラフを用いて、
・少量サンプルでの測定(1分析に20g程度)
・分析周期の短縮(1時間)
・ワンタッチ&ボンベ取付用コネクター、導入系の密閉による安全性の担保
を実現しております。また国内生産のためトラブル発生時には迅速な部品供給・技術サービスが可能です。
製品分類 | 使用用途 | メーカー |
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ガスクロマトグラフ | LPG分析, ラボ用 | (株)ジェイ・サイエンス・ラボ |