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固体/液体のヘッドスペース中のVOCの高感度分析が可能
コンパクトIMS FlavourSpec


GCとIMSの接続により、揮発性有機化合物の高感度、選択的、迅速検出が
可能になりました

・FlavourSpecはクロマトグラフ分離の高い選択性とIMSの桁はずれた感度(ppb あるいはμ/Lオーダー)を併せ持ったすぐれた分析ツールです。複雑なマトリックス中のにおいの測定、固体/液体のヘッドスペース中のVOCを高感度で測定できます。ドリフト電圧のポラリティーを変えることによって、様々な化合物(ケトン類、アルデヒド類、アルコール類、アミン類、有機リン化合物、ハロゲン化合物など)を検出できます。

・測定結果は3Dスペクトルとして表示され、いわばサンプルの“指紋”ともいえる情報を得ることができます。



IMSの原理:大気圧下でイオン化し、ドリフト電圧中でのイオン移動度を測定して、検知、識別を行う




Multi Capillary Column(MCC) :約1000本のキャピラリーカラムを束にしたミニカラムを搭載


FlavourSpec内蔵のデータ処理ソフトの特徴

・FlavourSpecは内蔵されたコンピューターを持ち、独立した装置として制御できます。
きわめてユーザーフレンドリーなインターフェースを実現しています。
測定条件の設定と同様、操作のステップも6.4インチTFT液晶画面に表示され、実行・変更できます。
システムはオートマチックまたは、マニュアルモードで実行することができます。
・研究対象の特異的な分野や特定の危険物質の警戒レベルの決定などに利用できます。
さらに、LAV PC解析用ソフトウエアは、物質の3Dの指紋をとるかのように、より洗練されたデータ解析を可能にします。データ処理ツールは使用される方の要件に従って、使用できます。







パソコンに測定データを取り込み、更に詳しく多変量データの解析・データベース作成・解析結果の描画が行えます。
未知のサンプルに対しても同定するためのツールを提供しています。

・測定したデータが既知のデータグループと判定された場合、今までの解析パラメーターで解析され、IMSの測定データはトポロジカルプロットで表示されます。
あたかもサンプル固有の指紋のように、データベースに含まれるデータと同じ化合物か、照合されます。



IMS測定データのトポロジカル プロット



・測定して得られた複数のパラメーターは自動であるいは、ユーザー任意で抽出することができ、推奨測定メソッドを作成し、保存することができます。
このメソッドを基にして、未知のサンプルを測定後、クラス分けに利用し、更に詳しい未知サンプルに対する知見を得ることができます。



データ抽出画面



・未知サンプルに対して、化合物名/クラスを予測することもできます。また、既知の化合物のスペクトルと未知の測定データを比較して同定することも可能です。結果は描画でき、同定結果の確認ができます。
その際、利用したパラメータは推奨測定メソッドとして保存し、メソッドの開発にも役立てることができます。




【Advantages】
・ヘッドスペースオートインジェクターによるサンプリングを実現しています
・測定、解析、データの視覚化が1台で可能です
・データのexportを含めたマニュアル、または全自動のオペレーションが可能です
・IMS, カラムともに昇温可能(> 80℃)
・高い再現性を実現しています
・測定メソッド開発のための関連パラメーターへのアクセスが容易です
(IMS本体、カラム、サンプルループにおける温度管理、内部サンプリング ポンプ、ドリフトガス、キャリアーガスの流量コントロールなど、簡単に設定できます)
・データは内部メモリーあるいは、外部デバイスに保存可能です。
・ソフトによるポジティブイオン化、ネガティブイオン化のスイッチングが可能です

【ヘッドスペースオートサンプラー仕様】


【FlavourSpec Technical Specification】



分析例1:魚介類の鮮度モニタリング

トリメチルアミンのようなアミン類は魚介類の腐敗、微生物による汚染の指標(鮮度指標)になるものです。
魚介類のヘッドスペースのトリメチルアミンを3時間ごとに定量し、腐敗の早期検出を可能にしています。
検出限界はμg/Lオーダーで、統計処理を行うことで個体によらず出荷可能な商品か、判定することができます。







分析例2:ビール製造過程におけるプロセス制御

ジアセチルは、ビールの品質評価に関係した重要な香味成分です。
発酵槽のヘッドスペースをサンプリングし、エタノールとジアセチルを1分以内に定量します。
経時的にモニターすることによって、醸造終了時を知り、香味の安定したビールを無駄なく製造することができます。





分析例3:異なる等級の緑茶のヘッドスペース分析



同一メーカーのグレードの違う茶葉で実際にお茶を淹れ、におい成分をヘッドスペース分析し、スペクトルを重ねあわせました。(赤:最上級葉、緑:普通葉)
湯の温度が低いときは違いが見られませんでしたが、高温になるとグレードの違いを顕著に検出することができました。



同じ方法で、違うメーカーの最上級茶葉を比較すると、におい成分の構成がかなり違うことがわかりました。



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