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シアンの測定は、JIS K0102に定められている蒸留操作−ピリジン・ピラゾロン吸光光度法によって行われますが、この測定方法は熟練を必要とし、測定時間も数時間かかるため簡単で確実な測定ができる方法が望まれていました。
全シアン自動測定装置TCN-580は、全シアン自動測定装置では負圧通気蒸留−シアンイオン電極測定法を採用して、このニーズに対応した装置です。
全シアン自動測定装置TCN-580は、試料中の全シアンを30分以内に測定でき、測定濃度は0.01mg/Lからの測定が可能で、全シアンの自動監視だけではなく手分析に代わる省力化測定にも幅広く使用できます。

【全シアン自動測定装置の特徴】
1.30分以内に0.01mg/Lの全シアン測定が可能
独特の技術による負圧通気蒸留−シアンイオン電極測定法により、30分以内に水中のすべての遊離シアンおよびシアン錯化合物のシアンの回収かできます。さらに通気蒸留によって濃縮して測定しますので、0.01mg/Lからの全シアンが高精度で測定できます。
2.妨害物質共存下でも測定が可能
シアンイオン電極に対する測定妨害物質の共存している試料でも、銅塩等の添加条件下の負圧通気蒸留法により効果的にマスキング処理してシアンの回収ができますので、信頼性の高い測定結果が得られます。また、測定ごとのシアン回収は回収曲線により確認できます。
3.シアン標準液で自動校正が可能
任意設定周期ごとにシアン標準液の測定を行って、測定値と共にシアン回収曲線の印字を行います。また、その性能を確認すると共に自動校正を行います。(オプション)
4.異常箇所の印字などあらゆる情報を処理
測定モード、測定周期、測定レンジ等の設定はキー操作で行い、プリンタ印字は測定値、測定値バーグラフ、シアン回収曲線、日報などのデータ印字をはじめ、測定値異常マーク、停電時刻、装置の設定条件などが一括で印字できます。さらに装置に異常が生じた場合は、その異常箇所も自動印字する自己診断機能も備えています。
5.試料の前処理と流路の自動洗浄が可能
試料はSUS製のフィルタを備えた試料水槽から負圧吸引法により、測定ごとに自動濾過サンプリングができます。さらに一部の試料とエアーを逆に流して洗浄もできますので、サンプリングと洗浄が容易にできます。

【全シアン自動測定装置の測定原理】
一定量の試料、銅塩溶液、リン酸溶液を、各計量管を介して加熱槽に導入して約20分間負圧通気蒸留します。この際に生じたシアン化水素ガスを、あらかじめ測定槽に用意した少容量の水酸化ナトリウム溶液に吸収、濃縮してシアンイオン電極で測定します。測定のための試料採取から通気蒸留、測定値の印字および系内の洗浄などの一連の動作を約30分で行います。



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